日光湯波の由来 |
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勝道上人が日光に山岳宗教の基礎を築き、鎌倉時代から室町時代まで、三百年の間、勝道上人をはじめ弘法大師(空海)、慈眼大師(天海)など高僧修験者、山伏、峰修行者が山岳宗教の地として集まり、日光を中心として関東、東北の山々が非常に賑はいました。 |
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これら修験者は当時の不測の天候の情況や、峻厳なる山岳、原野に、石上、樹下に茅草を褥とし日時、軽量な携帯食として、保存と栄養を主眼とした煎餅、湯波、黄粉などを笈に入れこれを食しながら山岳を抜渉したものです。 |
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この湯波は、大豆を原料とした栄養豊富な点から修験者達が苦心、研究の結果案出されたもので、壱千有余年前から携帯食にはじまり、種々な調理法によって精進料理の王座として使用されております。 |
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“日光ゆば料理”の特徴 |
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日光ゆばは湯波の由来でもお解りのように、植物蛋白質の王者、大豆を原料として製造され、日常の食生活に欠くことの出来ない、味噌、正油、豆腐などとならび郷土色豊かな、しかも消化・吸収抜群の栄養豊富な食品でございます。 |
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特に弊店のゆば料理に使用するゆばは国産の高品質の大豆から製造されたもので、最高の品質であると同時に大変ボリュームのあるものです。 |
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この日光ゆばの特性を充分に活かし調理致しましたのが・・・・・
恵比寿家の“日光ゆば料理”でございます。
どうぞ御賞味のほどお願い申し上げます。 |
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ゆばの特性について |
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1. |
ゆばは、植物性蛋白質の王者、大豆が原料ですので、多量の蛋白質と脂質などを含み高カロリーです。 |
2. |
消化・吸収が抜群です。大豆からの製品は、豆腐をはじめ蛋白質の消化・吸収が非常によく、特に“ゆば”は実に100%の消化・吸収率と言われています。 |
3. |
コレステロールを含まず、逆に、これを減らす働きをします。 |
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